サイバーセキュリティ演習の分類について(番外編)

 こんにちは。Armorisでいろんな案件にたずさわる川崎です。昨年、とある組織を対象とした経営層向けサイバー演習プロジェクトについて、このブログでその概略をご紹介させていただきました。その中で、他の形態の演習プログラムも提供していることについて少し触れましたが、今回のブログでは弊社が提供する各種演習プログラムについて、その概略や狙い、主な想定受講者層等について、比較しながら簡単にまとめたいと思います。

動画を用いたセキュリティワークショップシリーズ

 サイバーインシデント・情報セキュリティインシデント事案をドラマ形式の動画を視聴しながら優しく学ぶシリーズ。動画のシーンごとに自分の考えを発言する機会を設けていますので、受講者自らの思考を鍛錬する効果も期待できます。
※想定受講者の異なる2つの講座があります
詳細はこちら
https://www.armoris.jp/top/service/group/respons-exp

参加人数:5人程度×3グループ【共通】
実施に必要な時間:
2時間程度(サイバー)
1時間程度(情報セキュリティ)
特にお薦めする組織:

  • セキュリティ部門の育成を図りたいと考えている組織(サイバー)
  • 一般従業員のセキュリティリテラシの向上を図りたいと考えている組織(情報セキュリティ)

 

DOJO CORE

 架空の組織を舞台として、その組織のメンバーとして発生したサイバーインシデントへの対応を行う机上演習です。参加者は演習事務局から提示された状況付与に基づき、必要なアクションを検討して実施します。 ※参加者が自らログ分析を行うAタイプと、参加者がログ分析をシステム保守事業者に指示するBタイプの2種類があります
詳細はこちら
https://www.armoris.jp/top/service/group/dojo-core

参加人数:5人程度×3グループ
実施に必要な時間:5時間程度
特にお薦めする組織:セキュリティ部門の育成を図りたいと考えている組織

経営層向けサイバー演習支援サービス

 自組織の特定のサービス、事業、エリア、部門等でサイバーインシデントが発生したことを想定した経営幹部向けの机上演習です。単なる技術的なサイバーセキュリティの観点のみならず、ビジネスインパクト、事業継続、対外的なリスクコミュニケーションといった、経営幹部が対応すべき様々な事項についてシミュレーションを行います。
詳細はこちら
https://www.armoris.jp/top/service/group/exercise-executive

参加人数:ASK
実施に必要な時間:ASK
特にお薦めする組織:サイバーセキュリティ上の課題を経営視点で洗い出したいと考えている組織

演習サービスまとめ

 上記のとおり、Armorisはサイバーセキュリティに係る多種多様な演習プログラムを提供しております。「サイバー演習」とは、自組織におけるサイバーインシデント発生時の対応体制の過不足の検証や課題の洗い出しを行い、改善を行う取り組みの一つです。是非、こうしたプログラムをご活用いただき、組織のサイバーレジリエンス向上につなげるお手伝いができましたら幸いに思います。
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